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亀ノ島クロニクル


すべては、ここから始まり、ここに還る。
無から始まったともいわれる宇宙は何かを生み出し、無に還る。
この世界が存在する事を不思議がることは面白い。
無というのは何も無い事ではなく、有る事に気づいてないだけなのかもしれない。

作者は、最初、ペイントソフトによる手描きで制作を始めたが、あまりのめんどくささに、もっと手抜きする方法はないかと考えた結果、背景や建物や機械的な物は3DCGにして、アングルが変わっても、角度を合わせて使い回し、登場人物はデジタルデータにして、コピーペーストで使い回しすることにした。
画力の無さと遅さをすべてテクノロジーでごまかしてしまうことで作品を完成できると考えた。

しかし、アートの本質はそういう事では無いような気もする。

いや、これはアートなどでは無く、単なるマンガなのだ。

読み手が楽しめれば、それで魂は救われるのだ。

 

 

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